
外貨預金で損失?知っておくべき注意点
お金の価値は常に変動しており、これは国によって異なるお金同士を交換する際の為替レートにも影響を与えます。例えば、日本の円とアメリカのドルを交換する場合、1ドルが何円になるかというレートで取引されます。このレートは一定ではなく、日々変動するのが一般的です。
為替レートが変動する要因は様々ですが、大きく分けて経済状況、金利、政治情勢、市場心理の4つが挙げられます。経済が好調な国のお金は買われやすいため、その国の通貨は値上がりする傾向があります。また、金利が高い国のお金も人気が高く、通貨が上昇しやすくなります。逆に、政治的に不安定な国や経済状況が悪化している国のお金は売られやすいため、通貨は値下がりする傾向があります。市場の参加者の心理的な要因も大きく影響しており、多くの投資家が同じ方向に売買を行うと、為替レートは大きく変動することがあります。
外貨預金は、高い金利が魅力ですが、為替変動リスクも考慮しなければなりません。例えば、1ドル100円の時に1万ドルを預金した場合、日本円に換算すると100万円です。しかし、円高が進み1ドル90円になった場合、同じ1万ドルでも日本円に換算すると90万円になり、10万円の損失が発生します。これを為替差損と呼びます。
金利が高い国は経済が不安定な場合もあり、為替変動リスクも高くなる傾向があります。高い金利に魅力を感じて外貨預金をする場合、金利の高さだけに注目するのではなく、その国の経済状況や政治情勢なども調べ、為替変動リスクを十分に理解することが大切です。外貨預金は、リスクとリターンのバランスをしっかり見極めて行うことが重要です。