ニューヨーク証券取引所

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株式投資

外貨預金とニューヨーク証券取引所

外貨預金とは、日本円以外の通貨で預金することを指します。つまり、米ドルやユーロ、オーストラリアドルなど、様々な国の通貨で預金口座を開設し、お金を預け入れることができます。これは、普段私たちが使っている円預金とは異なるものです。円預金と同じように、銀行や信用金庫といった金融機関で取り扱っていますので、比較的安心して利用できます。 外貨預金の大きな魅力は、円預金よりも高い金利が期待できることです。近年、日本の金利は低い水準で推移しています。そのため、少しでも高い利回りで資産運用したいと考える人が、外貨預金に注目しています。 しかし、外貨預金には為替変動リスクが伴います。為替とは、異なる通貨同士を交換する際の比率のことです。この比率は常に変動しており、預けている通貨が円に対して価値が上がった場合は利益が出ますが(為替差益)、逆に価値が下がった場合は損失が出ます(為替差損)。円高になった場合は、元本割れのリスクも出てきます。例えば、1ドル100円の時に1000ドルを預金し、円高で1ドル80円になった時に解約すると、8万円になり2万円の損失が発生します。 外貨預金の種類も様々です。円預金と同じように、定期預金や積立預金といった商品が用意されている金融機関もあります。定期預金は一定期間お金を預け入れることで、高い金利を得られる商品です。積立預金は、毎月一定額を積み立てていくことで、着実に資産を増やせる商品です。それぞれの商品の特徴を理解し、自分の運用目的に合ったものを選ぶことが大切です。 近年はインターネットバンキングの普及により、自宅で手軽に外貨預金の取引ができます。金利の確認や預け入れ、解約といった手続きを、24時間いつでも行うことができます。そのため、日中は仕事で忙しい人でも、自分の都合の良い時間に資産運用を進められます。