インワード・エクスチェンジ

記事数:(1)

FX

被仕向為替:資金の流れを知る

『被仕向為替』とは、読んで字のごとく、外国から国内へ向けて送金されるお金の為替取引のことです。海外から国内へお金が『仕向けられる』という意味合いで、このように呼ばれています。具体例を挙げると、海外に住む家族からの送金や、輸出品を海外へ販売した際に受け取る売上金などが挙げられます。 被仕向為替と対になる概念として『仕向為替』があります。仕向為替とは、国内から海外へ送金されるお金の為替取引を指します。海外旅行に行った際に両替したお金や、海外の企業へ支払う輸入代金などが、仕向為替にあたります。 つまり、どちらの立場からお金の流れを見るかで『仕向』と『被仕向』が使い分けられます。お金を送る側の立場、つまり国内から海外へお金を『仕向ける』場合は『仕向為替』、お金を受け取る側の立場、つまり海外から国内へお金が『仕向けられる』場合は『被仕向為替』と呼びます。 被仕向為替は、様々な場面で重要な役割を担っています。例えば、海外との貿易では、輸出品に対する売上金が被仕向為替によって国内へ入金されます。これは、国内企業の収益に繋がり、経済活動を活性化させる力となります。また、海外からの投資資金も被仕向為替を通じて国内へ流入し、企業の設備投資や新規事業の立ち上げを後押しします。 このように、被仕向為替は国際的なお金の流れを理解する上で欠かせない概念であり、国内経済にも大きな影響を与えています。為替相場の変動は、被仕向為替の金額にも影響を与えるため、常に注意深く観察する必要があります。